麺!飯!肉々!

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カテゴリ:都道府県 > 山形

恐らく滞在最後の1杯になるであろうこちらのお店に行くこととしました。

こちらのお店は先日行った琴平荘の流れを汲むお店のようで、とても期待がもてます。

店前の駐車場に車を止めて店内に入ると、3割程の入り状態。

琴平荘を思い返すと、ちょっと肩透かし食らった感じです。

入ってすぐにある券売機にて食券を購入し、カウンター席に座ることとなりました。


チャーシュー麺(850円)
琴壱20171118
厨房は奥まって見えませんが、女性スタッフ2名はいるようです。

待っている間は何もすることがないのでテレビを見ながら待つこと5分経たずにその1杯は提供されました。

できるの早っ!


スープ
こちらも透き通った薄めの醤油色。
琴壱20171118汁
一口飲んでみると、味の方向性は琴平荘を感じますが、全体的に薄い感じです。

じんわりと魚介系を感じますが、薄っすらという感じです。

なので備えのラーメンのタレと胡椒を投入すると、胡椒ラーメンですね・・・



麺も琴平荘の小麦を使っているようですね。

一口啜ってみると、啜った時に縮れの食感に、しっかりとした麺の噛み応えを感じます。
琴壱20171118麺
やっぱりと言っては何ですが、自家製麺にハズレ無しです。

麺の量は200g超くらいでしょうか。


トッピング
チャーシューメンマのりねぎが添えられています。

チャーシューはバラとロースの2種類でしょうか。
琴壱20171118肉
双方とも肉質は柔らかいですが、どちらも肉汁が抜けたような味わいです。
琴壱20171118肉2
メンマは厚切りと細切りの2種類。
琴壱20171118具2
厚切りのメンマは下処理が甘いのか、臭みを感じます。

細切りはまとめて食べると食感がありますが、ちょっと印象には残りませんでした。

トッピングで印象に残ったのはのり。

のりの香りと風味がとても強いものでした。


琴平荘から独立もしくは技術供与?的なお店が2店舗あるようです。

印象からすると、やっぱり琴平荘の人気たる理由がわかるような気がします。

酒田ラーメンは先に述べた3系統のラーメンがありますが、これから琴系というのも増えて来るのかもしれません。
琴壱20171118看板2
中華そば処 琴壱

酒田の物産を物色し終え、本当は行こうと思っていた三日月軒が定刻10分も過ぎているのにも関わらず
開店する見込みがない・・・

時間の都合もあったので、急遽こちらの店舗に向かうこととしました。

こちらのお店は先日食べたワンタンメンの満月の近くにありました。

専用の駐車場に車を止めてお店に入ると、先客は無し。

カウンター席に座ると女性店員さんより注文を聞かれ、下記を告げて待つこととなりました。


チャーシューメン(850円)
三日月軒東中の口店20171118
厨房には店主殿と思われる方に男性スタッフ1名に女性スタッフ2名となっていました。

待っていると続々と後客が入店し、ちょっと盛況気味になっていました。

それでも先客無しで入ったのですぐに調理されたためか、5分強程したところで、その1杯は提供されました。


スープ
透き通っているベーススープであろうと思える綺麗な醤油色。
三日月軒東中の口店20171118汁
一口飲んでみると、とてもあっさりとしながらも魚介の旨味をじんわりと感じるスープです。

思えばこちらで何食か食べてみて、濃いと思ったスープが無いので、このじんわりとする旨味が普通なのかもしれません。



自家製の縮れ中太麺。
三日月軒東中の口店20171118麺
一口啜ってみると、適度に当たる縮れの具合にしっかりとした麺の食感を感じます。

噛んだ時にもしっかりと感じる麺の食感があり、本当に麺の印象が良いです。

麺の量は220gとのことで、関東圏では大盛りに相当する量です。


トッピング
チャーシューメンマのりねぎが添えられています。

チャーシューはモモとロースの2種でしょうか。
三日月軒東中の口店20171118肉2
モモの方がやや味が入っている印象。

ロースは肉の旨味を感じますが、味はあまり入っていない感じ。

メンマは出汁の味付けを感じるものとなっていました。
三日月軒東中の口店20171118具2


これで酒田ラーメンの月系、大来軒系、三日月軒系を食べることができました。

好みからすると月系の味わいが個人的には合っていました。

なかなか来ることがないであろう庄内地方。

また来る機会があったら他の系列をもう少し食べてみたいです。
三日月軒東中の口店20171118暖簾2

三日月軒 東中の口店

さすがにずっとの大盛りクラスの量の麺を食べているとご飯が恋しくなる。

そんな中、平田牧場の本店が近くにあることを突き止め、行ってみることとしました。

こちらのお店はは本店から少し離れたところにありますが、この辺りには平田牧場のお店が点在していました。

専用の駐車場に車を止めてお店に向かい店内へ。

女性店員さんからテーブル席を勧められて座ることとなりました。


平田牧場金華豚 サービスロースカツ御膳(1000円)
平田牧場とんや20171117
待っている間に周りを見ていると、平田牧場に関するものが沢山ありますね。

そして待つこと10分程したところで、まず漬物と胡麻が提供されました。

胡麻は特製ソースの作り方から擦ってからソースを入れるとの指南があり、そのように作りました。
平田牧場とんや20171117説明
そして特製ソースができた頃にその品々が提供されました。
平田牧場とんや20171117ソ


ロースカツ膳はサービスクーポンを使用し、1400円から1000円になりましたが、こちらはサービスなので100gとなります。
平田牧場とんや20171117金華
早速一切れ食べてみると、衣はとても軽い食感のもので、肉質は肉とは思えない食感のなさを感じます。
平田牧場とんや20171117金華3
とても柔らかい肉質のようで、全然抵抗のない噛み応えです。

しっかりと肉の味を感じようとしますが、いまいちわかりません。

そして続いて食べたのは平田牧場 三元豚ロースカツ(780円)
平田牧場とんや20171117三元
どうせ100gでは足りないであろうと単品追加です。

このロースカツは110gとのこと。
平田牧場とんや20171117三元2
こちらはやや肉質を感じる噛み応えのあるものですが、肉の旨味としてはちょっと感じないですね。
平田牧場とんや20171117三元3
どちらのかつもそうですが、衣の方が印象に残るものです。

膳にはご飯味噌汁漬物、かつにキャベツがついてきました。
平田牧場とんや20171117野
ご飯、味噌汁、キャベツはおかわり自由とのこと。

ご飯を食べたい食べたいと思っていましたが、いまいちご飯は進まない感じです。

味噌汁は赤味噌ベースで麩とワカメの具材。

漬物はキャベツの浅漬けで、やや薄味なので備えの醤油を垂らして食べることに。
平田牧場とんや20171117漬


食べ終わっていまいちしっくりしない印象を持ちます。

最近は厚切りの肉の旨味を感じるものを多く食べていたこともあるからかもしれません。

衣の食感と味わいはとても良かったのが唯一の印象です。

最近とんかつもご無沙汰だったので、また美味しいとんかつを食べに行こうかと思います。
平田牧場とんや20171117看板
平田牧場 とんや 酒田

美味しい1杯を食べた後に向かったのはこちらのお店。

こちらのお店も酒田ラーメンの一つの系列、大来軒系のお店のようです。

専用の駐車場に止めてお店に向かうと、渋めな佇まいのお店がありました。

店内に入るとカウンターとテーブル席のお店となっており、先客は1名いました。

テーブル席に座ると女性スタッフから声がかかり、下記を告げて待つこととなりました。


中華そば(600円)
大来軒中央支店20171117
厨房には店主殿と男女スタッフ2名の3名体制でしょうか。

店内はのどかな雰囲気が漂っています。

待っているとやや年配な女性客が続いて2名入店、女性でも気軽に入れるお店ですね。

店内に流れるテレビを見ながら待つこと10分弱程したところで、その1杯は提供されました。


スープ
透き通った薄めの醤油色。
大来軒中央支店20171117汁
一口飲んでみると、煮干し系の旨味を感じるかなりあっさりとした味わいとなっています。

そばつゆを思わせる匂いで、備えの唐辛子からしてケンちゃんラーメンにも似た感じがします。

ただ大きな違いは味の濃さ。

こちらの方がコク、旨味とだいぶ薄まった感じがするものです。



平たい手揉み風な中太麺。
大来軒中央支店20171117麺2
やや小さめな丼ながらも麺がみっちりと入ったことが窺えます。

一口啜ってみると、縮れの特徴のせいかややザラついたような啜り心地ながらもしっかりとした噛み応えのある状態となっています。

酒田ラーメンはおおよそ80%が自家製麺との情報がありますが、お店それぞれで麺の個性がありますがどれもハズレのない印象を持ちます。

麺の量はこちらも多めで200g超という感じでしょうか。


トッピング
チャーシューメンマのりねぎが添えられています。

チャーシューは薄切りのもので、肉汁が抜けたパサついたタイプのもの。
大来軒中央支店20171117肉2
メンマはコリッとしたもので、味付けは素材の旨さを感じる薄味のものでした。
大来軒中央支店20171117具


食べ終わって、麺の印象がやっぱりいいお店に感じます。

かなりあっさりとしたタイプのスープなのでちょっと物足りなさもあるので、麺に特徴がいってしまいます。

できれば動物系のコクがもうちょっと欲しいところ。

さらにはチャーシューは増さなくて正解でした。

こちらのお店は大来軒では新しいお店のようですが、系列の味を食べられた収穫として良しとします。
大来軒中央支店20171117看板
大来軒 中央支店

今回、山形に来て一番来たかったのはこちらのお店。

営業期間が10月から5月までで営業時間が11時から14時ととてもハードルの高いお店です。

以前テレビでも放映されていましたが、並びがすごいという事で少々早めに向かうこととしました。

店頭に着くと専用駐車場には数台の車が止まっていました。

店頭でしばらく待っていると、店主殿から「中で待ってていいですよ。」との声がかかり店内へ。

中へ進むと暖簾があり、暖簾をくぐるとその場所は大宴会場でした。

大宴会場に入るとテーブル席が多くあり、窓際のテーブルに座って待つこととなりました。

室内は外とは大違いでとても暖かく、待っていると続々と後客が入って来ました。

10分前になると女性スタッフから注文を聞かれ下記を告げますが、その時にはテーブル席はほぼ満席となっていました。


チャーシューメン(850円)
琴平荘20171117
待っている間には特に何もする事はなかったので、スマホをいじりながら待つこと10分程したところで、その1杯は提供されました。


スープ
液体アブラ浮かぶ澄んだ醤油色。
琴平荘20171117汁
一口飲んでみると、動物系のコクに魚介系の後の旨味を感じます。

ベースは鶏ガラと魚介を中心としたスープのようです。

そのためかザ・中華そばとも言える味わいで、素材の旨味がはっきりとしたものとなっています。

スープもあっさりとこってりを選べますが、今回はこってりで注文。

その為アブラがやや多めに感じますが、これがちょっと臭みを感じるものでした。



自家製の縮れ中太麺。
琴平荘20171117麺
一口啜ってみると、縮れ独特の啜り心地にしっかりとした噛み応えを感じる茹で加減となっています。

縮れのせいもあるのか、旨味あるスープを纏っている感じがします。

麺の量は220gとのことですが、量的には多めに感じます。


トッピング
チャーシューメンマのりねぎが添えられています。

チャーシューは赤肉主体もので、すぐ解れるような柔らかさで塩気が乗った味わいです。
琴平荘20171117肉
中には脂身をちょっと入ったものがありましたが、このちょっとの脂身がとても旨く感じました。
琴平荘20171117肉3
メンマは細切りでコリッとした食感を持ったもので、素材と出汁を感じる味わいがとても好印象です。
琴平荘20171117具


周りを見てみると、年配の方が大盛りや替え玉を頼んでいるのが印象的でした。

さすが山形とでもいいましょうか、この食欲が日本一のラーメン消費量を牽引しているように思えます。

そして味の方は麺、スープと評価される理由がわかる感じがします。

旨味あるスープにはっきりとした味わい、それに合わせた麺とトータルバランスがとてもいい感じです。

実は本日大盛りサービスの日だったのですが、この後の連食もあることもあり泣く泣く辞退。
琴平荘20171117メニュ
今度はこれ1杯を腹一杯食べたいです。
琴平荘20171117暖簾
旅館 琴平荘 中華そば処

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